※本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。当サイトは、記事内で紹介する買取サービス等から紹介料を受け取る場合があります。ただし、掲載順位・評価を報酬によって決定しないこと、各サービスのデメリットを明記すること、データが示す場合には「売らない」という選択肢も提示することを編集方針として公開しています(詳細:編集ポリシー)。相場データはすべて出典と取得時期を明記しています。
結論:残存率は約13〜16%で類型A(即売り)。使う予定がないなら今売るのが合理的
- 買取相場の目安:11,300〜14,500円(ネイビー・純正MP1100・10.5°・R・程度B〜A/ゴルフエース実測)。S・SRも程度Bで11,300円と同額
- 発売時定価88,000円に対する価値残存率は約13〜16%。程度B・程度Aとも類型Aの上限(20%=17,600円)を下回り、類型A(即売り)に当たる
- 同日の実測では、後継のゼクシオ12(14,800円)より3,500円低く、前作のゼクシオ10(7,100円)より4,200円高い。ゼクシオは世代の順序どおりに値が並んでおり、この差からの試算では今後の目減りは月あたり約150〜180円
- 発売から5年を超え、ゴルフドゥのオンライン買取の目安(ドライバーは発売5年前まで)からはすでに外れている。使う予定のない個体は、売り先がさらに狭まる前に売るのが合理的。使い続けている場合も、待って受取額が増える見込みはない
モデル概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2019年12月7日(11代目ゼクシオ) |
| 発売時定価 | 88,000円(税込・税抜80,000円) |
| ヘッド体積 | 460cc |
| 純正シャフト | ゼクシオ MP1100(R2・R・SR・S) |
| ロフト | 9.5°/10.5°/11.5° |
| カラー | ネイビー/レッド(同日発売・同価格) |
| 同時発売の別シリーズ | ゼクシオ エックス(Miyazaki AX-1装着) |
| 後の世代 | ゼクシオ12(2021年12月)→ゼクシオ13(2023年12月)→ゼクシオ14(2025年11月) |
| 前の世代 | ゼクシオ10(2017年12月) |
同日の実測(MP1100・10.5°・程度B)では、ネイビーはR・S・SRのいずれも11,300円で、硬さによる差はなかった。一方、レッド(R)は10,600円で、ネイビーより700円低い。レッドは定価・発売日ともネイビーと同じであり、色の違いだけで買取額に差がついた例である。後継のゼクシオ12では、ネイビーとレッドの買取額は同じだった(2026年9月27日実測)。
なお、ゴルフエースの査定システムでは、ゼクシオ11は「2020」年モデルとして掲載されている。発売は2019年12月であり、年表記だけで世代を判断すると取り違えやすい。純正シャフトの「MP1100」の表記と、ソールの「XXIO」ロゴ・ヘッドの色で確認してから査定を申し込む必要がある(→自分のクラブの仕様を確認する方法)。
プロ使用実績
みんなのゴルフダイジェスト(2020年7月2日)によると、安田祐香は2020年シーズンのドライバーにゼクシオ イレブン(9.5°)を選んでいる。ただし、シャフトは純正のMP1100ではなく、アッタス G7(5・S)である。同記事は、オフのテストで飛距離と方向性が安定したことを選んだ理由としている。ゼクシオ11を使った主要ツアーでの優勝は、今回確認できなかった。ゼクシオ11は主にアマチュア向けに設計されたモデルであり、本記事では、売り時の判断は実測値で行う。
海外での評価
ゼクシオ11は海外でも「XXIO Eleven」の名称で販売された。米GOLF.comのClubTest 2020(2020年2月26日)は、ソールのウエイトとリブ構造によってソールを薄く保ちながらフェースを大きくした点を挙げ、バランスポイントを高くした設計が、ヘッドスピードが中程度のゴルファーにはスムーズに感じられるだろうとしている。米国での価格は650ドルで、同記事に短所の記載はなかった。
価値残存スコア
| 項目 | 数値 | 出典・条件 |
|---|---|---|
| 発売時定価 | 88,000円 | 住友ゴム工業 ニュースリリース(80,000円+税・2019年12月7日発売)、価格.com(メーカー希望小売価格80,000円・同日発売) |
| 買取実測(程度B) | 11,300円 | ゴルフエース査定システム(ネイビー・MP1100・10.5°・R/2026年10月15日) |
| 買取実測(程度A) | 14,500円 | 同上(程度Aのみ変更) |
| 中古販売相場 | 7,980〜28,900円 | ゴルフドゥ掲載のネイビーの中古品148本の販売価格帯(2026年10月15日)。純正MP1100・リシャフトなしの134本の中央値は約16,900円。新品の在庫はなし |
| 価値残存率 | 約13〜16% | 買取価格÷発売定価×100 |
| 類型判定 | A(即売り) | 残存率20%未満=A |
※本記事の公開時点ではゴルフドゥの買取見積が会員ログイン後の表示方式であるため、買取価格はゴルフエース1社の実測値である。2社目の確定値は取得次第更新する。
※中古販売価格は店が売る値段であり、読者が受け取る買取価格とは異なる。残存率の計算には買取価格のみを用いている。
※ゴルフエースでのゼクシオ11(ネイビー・R・程度B)の見積は、2026年9月27日・9月28日・10月6日の実測でも11,300円で、約3週間変わっていない。
ゼクシオ歴代ドライバーとの比較
| モデル | 発売 | 定価 | 買取(程度B) | 残存率 |
|---|---|---|---|---|
| ゼクシオ14 | 2025年11月 | 101,200円 | 36,400円 | 約36% |
| ゼクシオ13 | 2023年12月 | 92,400円 | 18,900円 | 約20% |
| ゼクシオ12 | 2021年12月 | 88,000円 | 14,800円 | 約17% |
| ゼクシオ11 | 2019年12月 | 88,000円 | 11,300円 | 約13% |
| ゼクシオ10 | 2017年12月 | — | 7,100円 | — |
※ゼクシオ10〜13はネイビー。いずれも純正シャフト(MP1400/MP1300/MP1200/MP1100/MP1000)・10.5°・R・程度B。ゴルフエース実測(2026年10月15日・同日)。定価は税込メーカー希望小売価格。ゼクシオ10の定価は今回確認できなかったため残存率は算出していない
ゼクシオは約2年ごとに世代が替わり、同日の実測では発売の新しい順に36,400円→18,900円→14,800円→11,300円→7,100円と、順序の逆転なく下がっている。最新のゼクシオ14と1世代前のゼクシオ13の差(17,500円)が突出して大きく、それより古い世代では2年ごとに3,500〜4,200円ずつ下がる形である。ゼクシオ11は、すでにこの緩やかな下落の段階にある。
同じ2019年12月7日に発売された別シリーズのゼクシオ エックス(Miyazaki AX-1・10.5°・S・程度B)は、同日の実測で5,100円だった。ゼクシオ11より6,200円低く、同じ時期の「ゼクシオ」でもシリーズによって買取額は大きく異なる。
売却時期の判断
データが示す結論:使う予定がないなら、今売るのが合理的である。使っている場合も、待つことで受取額が増える見込みはない。
根拠は3点ある。第一に、残存率である。程度Bで約12.8%、程度Aでも約16.5%と、類型Aの上限(88,000円×20%=17,600円)を下回る。発売時の価値の8割以上はすでに失われており、残りの価値を保つために保管し続ける理由は乏しい。
第二に、下落幅の目安である。後継のゼクシオ12(2021年12月発売)との差は3,500円、前作のゼクシオ10(2017年12月発売)との差は4,200円で、いずれも発売時期の差は約2年である。発売時期の差で割ると、目減りは月あたり約150〜180円と試算される(同日の世代比較からの試算)。ゼクシオ11が現在のゼクシオ10と同じ年数(発売から約8年10か月)を迎える2028年10月ごろには、買取額は現在より約4,200円低い水準になると試算される。ゼクシオは歴代で順序の逆転がないため、世代比較による試算は比較的当てはめやすいが、将来の相場を保証するものではない。
第三に、売り先の年式条件である。ゴルフドゥのオンライン買取は「ドライバーは発売時期が現在から5年前まで」を対象の目安としており、ゼクシオ11は2024年12月にこの目安を超えた。買取王子が対象外とする「発売から10年以上のウッド」に当たるのは2029年12月である。ゴルフエースは年式による制限を記載しておらず、2026年10月15日時点で査定システムに見積が表示される。年数がたつほど、査定を受けられる売り先は減っていく。
以上から、使わずに保管しているだけの個体は、早めに売る方が合理的である。満足して使っている場合、保有コストは月約150〜180円と試算され、使い続ける判断自体は不合理ではないが、待って得をする要素はない。なお、程度BとAの差は3,200円あり、上の試算で約1年半〜2年弱分の目減りに相当する。年数による値下がりより、傷や汚れによる程度の低下の方が受取額への影響は大きい。ヘッドカバーなど購入時の付属品も、そろえて送るのが無難である。程度ごとの買取額の違いはゴルフクラブの傷で買取額はいくら下がる?で解説している。
フリマvs買取:手取りが買取を上回る価格の目安
フリマで売る場合、販売手数料10%と送料(約1,500円)を差し引いた額が手取りとなる。買取額と手取りが等しくなるフリマ売値(損益分岐価格)は次のとおり試算される。
| 個体の状態 | 買取額(実測) | 損益分岐となるフリマ売値 |
|---|---|---|
| ゼクシオ11 ネイビー 程度B(一般的な使用感) | 11,300円 | 約14,200円 |
| ゼクシオ11 ネイビー 程度A(美品) | 14,500円 | 約17,800円 |
| ゼクシオ11 レッド 程度B | 10,600円 | 約13,400円 |
※計算式:損益分岐価格=(買取額+送料1,500円)÷0.9
フリマでこの価格を上回って売れる見込みがある場合のみ、フリマの方が受取額は多くなる。損益分岐価格は買取額の約1.3倍である。参考として、ゴルフドゥではゼクシオ11(ネイビー)の中古品148本が7,980〜28,900円で販売されており、純正MP1100・リシャフトなしの134本の中央値は約16,900円である(2026年10月15日・すべて中古、新品の在庫なし)。店の販売価格はフリマの成約価格の上限の目安であり、同じ価格で売れるとは限らない。買取額が1万円台前半のモデルでは、フリマとの差額も数千円にとどまりやすい。購入者とのやり取りや発送時の破損リスクを考えると、上回る幅が小さい場合は買取の方が合理的である。
フリマの実勢は、出品中の価格ではなく売り切れ(成約)済みの価格で確認する必要がある。検索時は「ゼクシオ11 ドライバー」または「ゼクシオ イレブン ドライバー」とモデル名を正確に入れ、ゼクシオ エックス、レディスモデル、ゼクシオ10・12、フェアウェイウッド、ヘッド単品を除外し、色(ネイビー/レッド)、シャフトとフレックス、リシャフトの有無をそろえて比較する。
合理的な手順は次のとおりである。①無料査定で実額を確認する→②フリマで同条件の成約価格を自分で確認する→③上の損益分岐価格と比べる。考え方の詳細はゴルフクラブはメルカリと買取どちらが得?で解説している。
条件別の売り先ガイド
- 手間を最小化したい場合:宅配買取。ゼクシオ11は発売から5年を超えており、業者によってはオンライン買取の対象年式から外れる。申し込む前に、各社の対象年式・返送料の負担を確認する(→宅配買取の送料・返送料を4社で比較/古いゴルフクラブに値段はつく?)
- 受取額の最大化を狙う場合:複数社の無料査定で実額を比較する。美品であれば、フリマの成約価格が損益分岐価格(程度Aで約17,800円)を超えるかも確認する
- ゼクシオ14など新しいドライバーへの買い替えを前提とする場合:購入店の下取りと買取額を比べる。買取額が1万円台のモデルでは、下取りの上乗せ額が受取額を大きく左右する。一方で購入先が限定される(→下取りと買取どちらが得?)
- ゼクシオ11のフェアウェイウッドやアイアンも一緒に手放す場合:まとめて送るか1本ずつ売るかで手間と手取りが変わる(→まとめて売る?1本ずつ売る?)
- レッドの場合:今回の実測ではネイビーより700円低い10,600円だった。ネイビーの相場をそのまま当てはめず、色を正しく選んで査定額を確かめる
- ゼクシオ エックスの場合:同時期の発売だが、今回の実測では5,100円とゼクシオ11の半分以下だった。モデル名を確認して査定を受ける
- はじめて売る場合:申込みから入金までの流れははじめてゴルフクラブを売る人の完全手順にまとめている
まとめ
ゼクシオ11ドライバーの価値残存率は約13〜16%で、類型A(即売り)に当たる。同日の実測では、後継のゼクシオ12より3,500円低く、前作のゼクシオ10より4,200円高い。ゼクシオは歴代で値の順序が逆転しておらず、試算では今後の目減りは月約150〜180円である。発売から5年を超えて一部の業者のオンライン買取の目安からも外れているため、使用予定のない個体は、無料査定で実額を確認して早めに売るのが合理的である。フリマを選ぶのは、同条件の成約価格が損益分岐価格(程度Bで約14,200円)を上回る場合に限られる。
関連記事:ゼクシオ12 ドライバー 買取相場と売るべきか判断ガイド/ゼクシオ13 ドライバー 買取相場と売るべきか判断ガイド/ゼクシオ14 ドライバー 買取相場と売るべきか判断ガイド
データ取得日:2026年10月15日。相場は変動するため、最新の状況は各社の査定システムで確認されたい。
出典:ゴルフエース(買取査定システム実測)、ゴルフドゥ(中古品の販売価格・買取ページ)、買取王子(買取対象)、住友ゴム工業・価格.com・価格.comマガジン(定価・発売日)、みんなのゴルフダイジェスト(プロの使用)、GOLF.com(評価)
