スリクソン ZX5 Mk II ドライバー 買取相場と売るべきか判断ガイド【2026年10月最新】

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結論:残存率は約14〜18%、類型A(使う予定がないなら今売る。使用中でも、買い替えを考えているなら2027年11月までが一つの目安)

  • 買取相場の目安:11,100〜14,200円(純正Diamana ZX-II 50・10.5°・S・程度B〜A/ゴルフエース実測)
  • 発売時定価79,200円に対する価値残存率は約14〜18%で、程度B・Aとも類型A(即売り)に入る
  • 後継は2024年11月のZXi、2026年9月のZXi RKTと2世代出ており、ZX5 Mk IIはすでに2世代前のモデルである。同日実測(程度B)ではZXi RKTが33,000円、ZXiが16,400円、ZX5 Mk IIが11,100円
  • ゴルフドゥのオンライン買取は、ドライバーを「発売時期が現在から5年前まで」のモデルを対象の目安としている。ZX5 Mk IIがこの目安に達するのは2027年11月で、売り先の選択肢が減り始める時期として意識しておきたい

モデル概要

項目内容
発売日2022年11月19日
発売時定価79,200円(税込・Diamana ZX-II 50装着)
ロフト9.5°/10.5°
ヘッド体積460cc
標準シャフトの硬さS/SR/R
同時発売ZX5 Mk II LS ドライバー(低スピンモデル)
後継モデルZXi(2024年11月9日発売・85,800円)/ZXi RKT(2026年9月12日発売・89,100円)
前のモデルZX5(2020年10月17日発売・Diamana ZX 50装着で72,600円)

ゴルフエースの査定フォームでは「スリクソン(SRIXON) ZX5 MK-2 ドライバー 2023」として掲載されており、日本仕様とUSA仕様の区別はない。フォーム上の年表記(2023)は発売日(2022年11月)とずれているため、モデル名で選ぶとよい。同日の実測では、S・SR・Rの硬さの違いで買取額は変わらず(いずれも程度Bで11,100円)、低スピンモデルのZX5 Mk II LS(9.5°・S・程度B)も同じ11,100円だった。

プロ使用実績

ZX Mk IIシリーズのドライバーは、2022年秋の国内女子ツアーで、使用選手が4週連続で優勝したと報じられている。このうち勝みなみと小祝さくらがZX5 Mk IIを、尾関彩美悠と山下美夢有は同シリーズのZX7 Mk IIを使用していた(出典:ALBA Net 2022年11月16日)。

日本のツアーで勝利に結びついた実績があるモデルであり、飛距離と方向性の両面で選ばれてきた。なお、上記は2022年当時の使用状況であり、現在の使用ドライバーは各選手で異なる。

海外での評価

英Golf Monthlyのレビュー(2023年1月4日)は、ZX5 Mk IIを「高い寛容性と性能を兼ね備えたドライバー」と評価し、特にヘッドスピードが中程度から遅めのゴルファーに適しているとしている。フルチタン構造への変更で打音が改善した点も評価された。一方で、重量調整の自由度が限られる点と、ヘッドスピードの速いゴルファーではスピン量が多くなりうる点を難点に挙げている(出典:Golf Monthly「Srixon ZX5 Mk II Driver Review」)。

価値残存スコア

項目数値出典・条件
発売時定価79,200円住友ゴム工業ニュースリリース(2022年)・ゴルフギアカタログ(税込・Diamana ZX-II 50装着)
買取実測(程度B)11,100円ゴルフエース査定システム(Diamana ZX-II 50・10.5°・S/2026年10月1日)
買取実測(程度A)14,200円同上(程度Aのみ変更)
中古販売相場14,880〜40,890円ゴルフドゥ掲載の中古品の販売価格帯(在庫145件・2026年10月1日)。上限はカスタムシャフトへのリシャフト品で、純正Diamana ZX-II 50装着品は14,880〜32,200円
価値残存率約14〜18%買取価格÷発売定価×100
類型判定A(即売り)残存率20%未満=A

※本記事の公開時点ではゴルフドゥの買取見積が会員ログイン後の表示方式であるため、買取価格はゴルフエース1社の実測値である。2社目の確定値は取得次第更新する。
※中古販売価格は店が売る値段であり、読者が受け取る買取価格とは異なる。残存率の計算には買取価格のみを用いている。

スリクソン4世代の比較

モデル発売定価買取(程度B)残存率
ZXi RKT2026年9月89,100円33,000円約37%
ZXi2024年11月85,800円16,400円約19%
ZX5 Mk II2022年11月79,200円11,100円約14%
ZX52020年10月72,600円7,800円約11%

※いずれも純正シャフト(ZXi RKT=Diamana ZXi-II 50、ZXi=Diamana ZXi 50、ZX5 Mk II=Diamana ZX-II 50、ZX5=Diamana ZX 50)・10.5°・S・程度B、ゴルフエース実測(2026年10月1日)。定価は住友ゴム工業のニュースリリースに記載の税込メーカー希望小売価格

同じ日に4世代を並べると、世代ごとの差は新しい順に16,600円、5,300円、3,300円である。後継が出て1世代前になる段階の下落が最も大きく、その後は緩やかになるという傾向が読み取れる(時系列で追ったデータではなく、同じ日に世代を並べた比較からの推定)。ZX5 Mk IIは2世代前で、最も大きな段差はすでに過ぎている。一方で、ZXi RKTの発売(2026年9月)から間もないため、ZXiの中古流通が増えることでZX5 Mk IIの相場が影響を受ける可能性はある。

売却時期の判断

データが示す結論:使う予定がないなら、今売るのが合理的である。使用中で満足しているなら急ぐ必要はないが、買い替えを考えているなら2027年11月までに売ることが一つの目安になる。

根拠は3点ある。第一に、残存率は程度Bで約14%、美品でも約18%と類型A(20%未満)の範囲にある。すでに2世代前のモデルであり、今後、残存率が上向く材料は見当たらない。

第二に、売り先の年式条件である。ゴルフドゥのオンライン買取は「ドライバーは発売時期が現在から5年前まで」のモデルを対象の目安としており、ZX5 Mk IIは2027年11月にこの目安に達する。ゴルフエースは発売約6年のZX5(2020年)にも7,800円の見積を出しているため、直ちに売れなくなるわけではないが、比較できる売り先は減っていく。複数社の査定額を比べたいなら、この時期より前に動く方がよい。

第三に、下落幅の目安である。スリクソンのドライバーは、ZX5(2020年10月)、ZX5 Mk II(2022年11月)、ZXi(2024年11月)、ZXi RKT(2026年9月)と、約2年ごとに新モデルが発売されてきた。ZX5 Mk IIが発売から約6年を迎える2028年11月ごろに、現在のZX5(発売から約6年・残存率約11%)と同じ残存率になると仮定すると、買取額は約8,500円となり、現在より約2,600円低いと試算される。約2年間で割ると月あたり約100円の目減りであり、使っているドライバーの保有コストとしては小さい。一方、使わずに保管しているだけの個体は、この目減りを受けるうえに、上記の年式条件で売り先も狭まっていく。

なお、時間以外で受取額を左右するのは状態で、程度BとAの差は3,100円ある。これは上の試算による約2年分の目減り(約2,600円)を上回る。ヘッドカバーを付けて保管し、購入時の付属品を手元に残しておくことが受取額の維持につながる。ゴルフエースは、純正ヘッドカバー・トルクレンチ等の付属品が無い場合は1,000〜3,000円程度の減額としている(出典:ゴルフエース よくある質問)。買取額が1万円台のモデルでは、この減額の割合が相対的に大きくなる点に注意したい。

フリマvs買取:手取りが買取を上回る価格の目安

フリマで売る場合、販売手数料10%と送料(約1,500円)を差し引いた額が手取りとなる。買取額と手取りが等しくなるフリマ売値(損益分岐価格)は次のとおり試算される。

個体の状態買取額(実測)損益分岐となるフリマ売値
程度B(一般的な使用感)11,100円約14,000円
程度A(美品)14,200円約17,400円

※計算式:損益分岐価格=(買取額+送料1,500円)÷0.9

フリマでこの価格を上回って売れる見込みがある場合のみ、フリマの方が受取額は多くなる。買取額が1万円台のモデルでは送料の比重が大きく、損益分岐価格は買取額の約1.26倍になる。GT2など3万円台のモデル(約1.17倍)より、フリマで上回るためのハードルは高い。上回る幅が小さい場合は、購入者とのやり取りや発送時の破損リスクを考えると、買取の方が合理的である。

フリマの実勢は、出品中の価格ではなく売り切れ(成約)済みの価格で確認する必要がある。検索時は「ZX5 Mk2 ドライバー」とモデル名を正確に入れ、無印のZX5(2020年)・ZX7 Mk II・ZXiシリーズ、フェアウェイウッドやアイアン、ヘッド単品を除外し、シャフトと硬さをそろえて比較する。ZX5とZX5 Mk IIは名前が似ているが、同日の買取額で3,300円の差がある別モデルである。

合理的な手順は次のとおりである。①無料査定で実額を確認する→②フリマで同条件の成約価格を自分で確認する→③上の損益分岐価格と比べる。考え方の詳細はゴルフクラブはメルカリと買取どちらが得?で解説している。

条件別の売り先ガイド

  • 手間を最小化したい場合:宅配買取。査定額に納得できない場合の返送料の負担や、一部だけ売れるかは業者によって異なるため、事前に確認する(→宅配買取の送料・返送料を4社で比較)
  • 受取額の最大化を狙う場合:複数社の無料査定で実額を比較する。年式の目安で対象外になる業者が出る前(2027年11月まで)に比べるのが望ましい
  • ZXi RKTへの買い替えを前提とする場合:購入店の下取りと、買取額を比べる。下取りは上乗せがある場合もあるが、購入先が限定される。買い替えの実質負担は「ZXi RKTの購入価格(定価89,100円)−ZX5 Mk IIの売却額」で考えると比較しやすい
  • カスタムシャフトに交換している場合:ゴルフエースは人気のカスタムシャフトは増額査定するとしており、ゴルフドゥの販売価格帯でも上限はリシャフト品だった。シャフト名を正確に伝えて査定を受ける
  • レフトハンドモデルの場合:ゴルフエースは、左利き用クラブは見積額が相場と異なる場合があるとしている。右用の相場をそのまま当てはめず、実際の査定額で確認する
  • ほかにも古いクラブがある場合:発売から年数がたったクラブの買取額と業者の年式条件は古いゴルフクラブに値段はつく?にまとめている。まとめて査定に出すと手間が一度で済む
  • はじめて売る場合:申込みから入金までの流れははじめてゴルフクラブを売る人の完全手順にまとめている

まとめ

スリクソン ZX5 Mk IIの価値残存率は約14〜18%で、類型A(即売り)にある。後継のZXi・ZXi RKTが発売され、すでに2世代前のモデルとなっている。今後の目減りは試算で月あたり約100円と小さく、使用中で満足しているなら急ぐ必要はない。ただし、ゴルフドゥのオンライン買取の年式目安に達する2027年11月以降は比較できる売り先が減るため、使用予定のない個体や買い替えを決めた場合は、無料査定で実額を確認したうえで早めに売るのが合理的である。フリマの成約価格が損益分岐価格(程度Bで約14,000円)を超えない限り、買取を選ぶことを推奨する。

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データ取得日:2026年10月1日。相場は変動するため、最新の状況は各社の査定システムで確認されたい。
出典:ゴルフエース(買取査定システム実測・よくある質問)、ゴルフドゥ(中古販売価格・買取ページ)、住友ゴム工業ニュースリリース(ZX5・ZX5 Mk II・ZXi・ZXi RKTの定価・発売日)、ゴルフギアカタログ(仕様)、ALBA Net(プロの使用)、Golf Monthly(海外評価)